上京したけど森だった話

~あるICU生のひとりごと~

冬学期を終えて

今日!ついに!冬学期が終わりました。つまりICUでの1年目が終わりました。春休みですね( ´艸`)

ICUは夏休みが長い(テストがなければ6月下旬~9月の頭まで)&秋学期と冬学期の間に2週間ほどの秋休みがあるので他大学より春休みは短いのです。「テストがなければ」と書きましたが、授業や教授によって期末期間(各学期終わりの1週間程度)内に期末試験を実施する教授もいれば、その期間中かそれより前にテストはせずにレポート提出をさせる教授、期末期間以外に授業内でテストを行ってしまう教授、など教授や授業によって期末試験の扱いがまちまちです。今回私は最後の方までテストだったりレポート提出があったためなかなか休みに入ることが出来ませんでした。人によっては期末期間にテストのない授業を選んでそうそうに旅行に行ったりする人もいます。

そんな話もさておき、私の冬学期について少し振り返りたいなと思います。

 

難しかったのは・・・

冬学期、一番難しいと感じた授業は「教育社会学」でした。これはICUでは200番台といって基礎よりも難しいと位置づけられています。教育学メジャーの100番台は取ったことあったし、大丈夫でしょうと受講しましたがこれはどちらかというと社会学がベースで社会学として扱うトピックが教育学だった、と言った方がいい内容でした。そのため社会学の知識が皆無な私には統計だったり、そういったところが分からず、論文を読むのにとても苦労しました。また授業内では教授が発言をしないと出席点の2/3をカウントしない、等というのでわからないなりに何が分からないのかを考え60人くらいいる教室で3,4年生もいる中質問するというのはとても勇気のいる行為でした。毎回、は出来ませんでしたが自分なりには満足のいく内容・回数の質問が出来たのではと思っています。

最後のグループプレゼンテーションと期末レポート(この授業ではテストはありませんでした)もとても厄介でした。グループプレゼンは最初はどうなることかと思っていましたが、グループの人と何度も集まり話し合い、納得のいくプレゼンが出来たと思っています。個人レポートは参考文献を集めたり読み込むのに時間がかかり書き出すのが遅く心配でしたが90/100の評価をもらえたので良かったです。

ちなみにこのレポートは現存の教育制度を考察するというもので私は地方教育委員会NPO法人が協同して取り組んでいる探究学習が地方教育格差に与える影響はどれほどなのかについて考察しました。そんなこんなで大変だった教育社会学ですがなんとか出すべきものを出し、することをし終えることが出来て良かったです。

 

だらけてしまったELA

ELAは怠惰の極みでした笑。別に読まなくても良くない?やらなくても良くない?期限過ぎても良くない?みたいな最低な生徒に成り下がっていました。やることはやりましたよ、エッセイ書いたり、宿題出したり。エッセイだけは時間と熱を注いだ自信があります!が他はだめだめでした。

自分、こんな大学生になりたかったんじゃないのにな、そう思いながら自分がなりたくない大学生にどんどんなっていました。私の「物事を覚えていられない」という特性に加えて甘えやだらけが出てしまっていました。後半からは切り替えてスケジュール帳も新しくして、やることをしっかり書き込んで上手くやっていたはずです。ですがそれでもスケジュール・タスク管理が苦手な私には「寝る間を惜しむ」ことでしか調整できないことも多々ありました。特に学期終わりの1,2週間は毎日3,4時寝で体が持ちそうにありませんでした(持ったけれども笑)。

甘えを持たずだらけないように、そしてスケジュール管理を上手く出来る2年生になる!そう強く心に決めた(ざるを得ない)冬学期でした。

 

環境の変化

学業以外においては私に新しい変化が二つありました。一つはインターンを始めたこと、二つ目はアルバイトを始めたことです。インターンは放課後等デイサービスにおける発達障がいの子どもへの学習支援です。秋学期に特別支援教育論を受けて、座学だけでなく実際に私も向き合ってみたい、そう思い立ったのがきっかけです。アルバイトは飲食で、これはお金がなくなりすぎていること、1年生も終わりに近づきELAも終わるということで少しは落ち着くタイミングで長く継続的に収入が得られるところを探していました。

この二つについてはまた詳しく書きたいと思っていますが、これらのことを始めたことでよりいっそう学業をおろそかにしてはいけない、という自覚が芽生え少なくなった時間でいかにこなすか、どう勉強していくかを考えるきっかけとなりました。特にアルバイトを始めてからは絶対に勉強を二の次にしてはいけないと思い、上に書いたようにスケジュール帳を新しくして、苦手なタスク管理をこなそうと必死になっています。

 

冬学期

こんな感じで今回も嵐のような学期でしたが、短かった、とは言いがたいものでした。苦しいのに全然終わらない!と悶々としながら生活していました。ですがこの冬学期中は精神的に不安定になることもあまりなく、常に何かに追われてはいたけれど、余裕を持って過ごすことが出来たと感じています(*^_^*)