上京したけど森だった話

~あるICU生のひとりごと~

2020秋学期を終えて

今年も昨年に引き続き暖冬なのか、北海道でもなかなか雪が降りませんが、もう12月になってしまいました!今年も残すところあと1ヶ月・・・コロナのせいで?おかげで?いろいろなことがあった1年だったと思います。

今日は、現在秋休み中にもかかわらず、コロナでどこにも行けず暇をもてあましているので、秋学期を振り返っていきたいと思います。

 

秋学期の成績

このブログでは成績については触れたことがなかったので、お話ししていきたいと思います。

まず、ICUでは、成績はA-Eの5段階で評価されます。A-Dまでが優・良・可の範囲で成績として認められますが、Eの場合は認められず「落単」といって単位、つまりその授業を落としてしまうことになります。その授業の成績が必要な場合は再履修しなければなりません。

そして、それらの成績は最終的にGPA(Grade Point Average)と呼ばれる成績平均点数として計算されます。GPAは、GPA=(科目の単位数×成績点数)の合計÷履修単位の合計 で計算されます。ICUではGPA=4.00が最高で、3学期続けてGPA=1.00の場合は除籍されるという決まりになっています。除籍されたという人を見かけたことはありませんが・・・

なんだかややこしいですが、ようは「平均点」であり、この平均点は留学や5年プログラムといったICUの大学院とのプログラムに応募する際などに大事になってきます。それ以外の人の中には、単位が取れればいいや、という人もいますが、どうせなら良い成績の方がいいですよね♪

ちなみに、私の秋学期の成績は、GPA=3.8、まだ難しい授業をたくさん履修しているわけではないので、そこそこの成績でしょうか・・・?

 

秋学期で面白かった授業

私が秋学期に履修した中で面白かった授業は、「第二言語習得・学習」という言語教育メジャー200番台の授業になります。どのようなことを学修する授業なのかは、別記事にあるので読んでみてください。

 

hanamaru5.hatenablog.com

 

この授業が面白かったのは、1年生の時にはよく分けがわからずに履修した言語教授法言論で、すこしだけ耳に入れた理論のうちいくつかについて、詳しく論文を読んだり、自分たちでも実際にリサーチをしたりして、自分の中で学習の繋がりを感じることができたと共に、深い内容に入っていくことができたからです。

私はよく、理論だけ学んでいても・・・と思いがちなのですが、実際に自分でミニリサーチを設計して調査し、結果と今後に向けての課題が見えたことや、普段の授業から先生が実践と結びつけたり、実際にはどのように理論が働いているかを考えさせるように授業してくださったおかげで、とても身になったなと感じています。

入学当初は、英語の教員免許が取りたい、としか考えておらず、教育学に興味があったのですが、この授業を機に言語教育学にとても興味がわきました。

ICUの良いところは、このようにたくさんの興味を持って、ころころ興味の対象を変えたり増やしたりしながら、自分のやりたいことを見つけていけるところだと思っています。(きっとまだまだ変わるし増える・・・(^_^;))

 

オンライン秋学期

秋学期も春に続き、オンラインで行われました。

 

hanamaru5.hatenablog.com

 ですが、本当に充実していて勉強したなーーーーというのが一番の感想です。オンラインでしたが、学ぶことは学び、そして通常通り学期末には追い詰められました笑。こんな風に偉そうにブログなんて書いていますが、procrastinator、先延ばし魔なので、期日ギリギリになって課題を始め、あげく期限を過ぎてから提出してしまうことも何度もありました・・・来学期は少しでも減らしていきたい、というのが目標です。

また、オンラインになったのは授業だけではありません。私は寮に暮らしていたのですが(今は一時退去中)、そのミーティングやサークルのミーティングなども全てオンラインです。メールやらLINEやらで連絡がたまり、逃げ出したくなるときもありましたし、放置してしまったこともありました。ですが、最後の方は少しずつ、連絡に向き合って(どんだけ嫌なんだよ笑)、早めに連絡に返したりしていけるようになりました。「責任感を持つ」こともこれからの目標の1つです。

 

これは本当に一ICU生の秋学期に過ぎませんが、コロナ禍においてこんな風に過ごしていたよ~勉強していたよ~というのが少しでも、特に受験生に!伝われば嬉しいです。疑問やコメントなどもぜひ、残していってください(*^_^*)